今年度の「こだち」は、北山修先生(九州大学名誉教授・白鴎大学学長)をお招きし、特別講演会を開催いたします。
【講演会概要】
いま「むなしい」が蔓延しているが、人は「むなしい」の話をいやがるので、臨床家としてはこれを話せるようになりたいだろう。「むなしい」は代表的な語源説では身や実がない「みなし」で、かなりの心痛を指すわけで、多くの心に「身なし子」がいるのだろうか。それと、生き甲斐、やり甲斐がない、手応えがない、結果が出ない場合は、実を結ばないのでむなしいのだろうか。ため息をつくと幸せが逃げると言うが、本当だろうか。答えは、日本文化の中にあると思う。
日 時 :2024年5月26日(日)14:00~16:30
講 師 :北山修先生(九州大学名誉教授・白鴎大学学長)
会 場 :九州大学西新プラザ 大会議室
対 象 :臨床心理士・公認心理師・医師、これらを学ぶ大学院生
定 員 :180名
受 講 料:当法人会員2,000円 / 学生会員1,200円 / 非会員3,500円
※別途手数料がかかります
※こだちの会員になられますと、今回の研修会から会員価格で受講していただけます。
入会申し込みをこちらより事前にお済ませになった後、本研修会にお申し込みください。
※本研修会は後日アーカイブ配信を検討中です。
【お申し込み方法】
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【お申込み締切】:2024年5月17日(金)正午
【講師略歴】北山修先生(九州大学名誉教授・白鴎大学学長)
京都府立医科大学医学部卒業(医学博士)
精神科医、臨床心理士。
東京に北山医院(現南青山心理相談室)を開設し、精神分析家として活動。
九州大学教育学部教授、白鴎大学学長などを歴任。
2024年1月には著書「むなしさの味わい方」(岩波新書 新赤版 2002)を出版。
またミュージシャンとしてはバンド「ザ・フォーク・クルセダーズ」のメンバーとして活動し、
作詞家として「戦争を知らない子供たち」をはじめとする数々の名曲を生み出した。